遺伝性乳がん・卵巣がん症候群とは
どうも!juringo🍏chang です!
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ありがとうございます!
今日から弘前はまた冬に逆戻りしたような天気です。どうやら気温が低い日がしばらく続くようです。
遺伝性乳がん・卵巣がん症候群とは
今、私が治療しているのは卵管がんです。
原発が卵管ということです。手術時は卵巣・子宮などに転移していましたが元々は卵管が原発だということで、大変珍しく、年齢も39歳でしたので、主治医の勧めで遺伝子の検査をする流れになり、そこで遺伝性乳がん・卵巣がん症候群だと告知を受けました。
アンジェリーナジョリーが同じ遺伝性乳がん・卵巣がん症候群の為、発症のリスクを減らすために手術をしましたよね。
◎若年性乳がん(目安として:40歳もしくは50歳以下で診断された)
◎60歳以下で診断されたトリプルネガティブ乳がん
◎卵巣がん
◎男性乳がん
◎乳がんを発症したことがあり、かつ、次に当てはまる血縁者がいる
・50歳以下で乳がんを発症
・卵巣がんを発症
・乳がんまたは膵がんを発症(2人以上)
私の周りには、父方の祖母と叔母が乳がん(発症が50代)は母方の祖母と叔母が乳がん(叔母が50代で発症)母方の叔母が40代で卵巣がん発症。と、要素がたくさんありました。
父と母が元気なのが不思議なくらいです。ある意味サラブレットですよね…
主治医はこれまでの検査の結果を見るとすぐに血縁者の病歴について尋ねたので、遺伝子の検査をする前から私が遺伝性乳がん・卵巣がん症候群だと確信していたようですね。
遺伝子の変異について
卵巣がん(卵管がん)の遺伝要因として、BRCA1またはBRCA2という遺伝子の変異が強く関わっていることが分かってきたようです。
卵巣がんの患者さんのうち遺伝性乳がん・卵巣がん症候群は10%程度と考えられているそうです。
BRCA1またはBRCA2の遺伝子のいずれかに変異があると、がん化を防ぐためのタンパク質が正しく作られなくなるため、乳がんや卵巣がんを発症する確率が一般の方よりも高いことが分かっていて、ほかに前立腺がんやすい臓がんのリスクが高まる可能性も報告されているそうです。
私は今の時点で乳がんになる確率が80%と主治医には言われています。
BRCA遺伝子の変異は、母親または父親から子供へ受け継がれているので、私に変異がみられたということは、それが子供に受け継がれる確率は50%だそうです。
がんの宣告を受けた時も、術後の辛い時も泣かなかった私ですが、自分の子供達も50%の確率で遺伝子変異があるとわかった時にはその場で泣いてしまいました・・・
また、自分の父や母の気持ちを思うと、とても胸が苦しくなりました。
私には妹もいますし、姪が2人います。
妹は私よりもデリケートな性格をしているので、もしもの事があれば心配です。
まだ子供たちに詳しく遺伝の話はしていません。
検査も20歳になって、子供自身の判断で受けるという形で大丈夫とのことでした。
現在、検査には高額な費用がかかります。
ただ、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群など遺伝子の変異で発症するがんの研究が活発に行われているようですのでいろんな面で期待をしています。
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