2017年 夏 病気発覚時③
PETの検査結果は検査から1週間後、K病院で聞くはずでした。
ところが、1週間を待たずして…
子供達のお昼寝の時間に、電話が鳴りました。
K病院の電話番号です。
心拍数が一気に上がったので、深呼吸をしてから電話に出ました。
「検査結果が早く出たんですけど、病院に来られますか?」
仕事中だったので、どうしようかと思いましたが、直ぐに病院へ行くことにしました。
「骨盤内に、反応がでてるんだけど、場所がはっきりしないから明日胃カメラの検査をしてください。
検査まで絶食で来てください。」
そう言われました。
苦しい事は想像しただけで分かります…
ここまで来ると腹をくくるしかありません。
もう、やるっきゃないんです。
PETの検査ではっきりするかと思っていましたが💦
この時点で、子供達にも検査の事を話していました。
次の日、胃カメラの検査の待合室は大腸の内視鏡の検査と同じ部屋でした。
どう見ても私だけ年代が違いました。
大腸の検査の人達はそれぞれ下剤を苦しそうに飲んでいて、心のなかで
「あっちの検査よりは胃カメラの方がマシかな」
と思っていました。
ところが、そう思っていたのも束の間、
胃カメラの前に難関があったのです。
それは麻酔。
ゼリー状の麻酔を口に含んで、喉の奥に流し込むようにするのですが、飲み込まないように右に左にまんべんなくゼリーを動かさないとだめなんです。しかも5分も!
5分の長いこと!
隣のおじいちゃんは何度も出してしまっていました。
胃カメラは、怖がっているとダメだろうと思ったので、鼻で呼吸する事に集中してただただ無になる事にしました。
「本当に初めてですか?上手ですねー」
褒められちゃった(^^♪
胃カメラは終わるとその場で
「胃は綺麗でしたよーただ、逆流性食道炎ありますね。食道癌のリスクがあるので気をつけてください…」
そういえば、半年程前から食後に逆流する事が…
でも、胃はキレイって言ってた!
少し安心して、そのまま婦人科へ
「胃は問題無かったみたいだけど、明日大腸の内視鏡の検査して下さい。この後消化にいい物だけ食べたらまた絶食で明日来てください」
さっきまで大腸の内視鏡の検査の人達を
「大変だなあ…」
と思っていたばかりだったのにー
また絶食〜💦
つづく